どんな目標でも短期間で適切で達成可能な目標設定と繰り返されるレビューが効果的

結論は以上。↑。

 物事を失敗させるのは、長期間で達成可能目標にして、レビューという振り返りの間隔を広げること。(たいていの場合レビューが行われないことが多い。)

 もし、あなたに部下がいて1ヶ月間で区切っているとして、うまくいっていなければ、1ヶ月間で目標を追わせること自体が誤り。もっと短く設定をする。達成できなければより短くする。
(種まきから刈り取りまで長いスパンの商売であっても基本は同じ。顧客応対ステージを区切って段階を明らかにしておく。種まき作業○件、刈り取り作業○件、既存顧客からの案件発掘○件とすればよい。)

 特に、行動レベルに不安があれば、1日1回。または、午前午後と分ける。
 短い期間ですることを箇条書きにして達成できたか、どうかわかるにする。
 あなたのそばにホワイトボードを置いて、行動する本人に線を引かせるルールを採用する。
(ちなみに、ここまでしないと動けないというのは相当低いレベルですので、プライドが高い場合には無理なのであきらめる。その人を?その方法を?)

進捗管理とレビュー

 特に、ホワイトボードで処理していけば、消しにこなければ、終わっていないか、終わったことをきちんと外部に報告できないことになるので進捗管理とレビューの対象にする。
 消しに来たタイミング成果物をチェックすれば、重大な事故を防げる。
 事故が絶対におきてはいけない場面では、することには、
・○○をし、チェックを受ける
・チェック後、実際に○○する
などとして分割したほうがよい。
チェックを受けることがひとつの項目として認識されます。承認を得るというワークフローになれていないこと自体が根底にあるため。

 ということで、うまく会社で行動できない人を抱えた場合には、以上のようなことをしてきた。

基本を身につけた後が問題

 はじめはそれでもよいが、自分を高めるという点においては、自分の中で出てきてもらわないと困る。もっともそれを補助するために上司などが存在するわけだが、基本的には
皆、自分のことしか考えることができないので、
・自分のためになりそうだったら、部下を鍛える
・自分のためになりそうでもないから放置しておく
という判断になります。
 やはり他人に適切な目標を設定してもらい、繰り返しレビューしてもらうことを期待するのは無理があります。

自分で自分を管理することを学ぶということ

 以上のことから自分で、大きな目標を達成するために小さな目標に分割し、それが出来たかを自分でレビューしていく以外にない。

→これが出来ない人の特徴は、締め切り間際にジタバタする人。
 ジタバタする人は大きな目標を着実に近づくことができない。

知識の徹底を図るには、

 さらに、もっとも重要な自分で知識を獲得し、整理し、他人に受け渡すということだ。
(これについては、このエントリーが長くなったので次回)id:neutral23:20060505