スキマじゃなかった

笑うセールスマンという漫画で、喪黒は、名刺にあなたのスキマ埋めますとかいてあった。

誰しもスキマを持っていてそれを埋めたいと考えているようだ。

しかし、スキマだなんてだれが決めたのだろう。
スキマではなく、もともと空っぽだったのではないか。

悲観することはない。
埋められるようなものではないとわかっていれば、戦略のたてかたもあるというもの。

間違った戦略は、
何かを買ったときや手に入れたときに、得られる満足感は、この空っぽを埋めていないし、満足感に似た麻痺を与えているだけかもしれない。

だから、スキマを埋めた満足感は底なしで、なにかをつきうごかされたりされてしまうのではないか。