日曜日の夜9時からのドラマ。元カレという。kinki kidsと広末という

しかし、この中の百貨店のサラリーマンっぷりがおかしい。
第一回の前回は、キャイーン天野がクレーム処理を失敗してさらにクレームになったときに、その家の前にずっと居座り、車で出かけるときに走り去る車を追いかけていく主人公。早々と追いかけるのをやめて見送る天野。ドラマとしては、がんばる主人公とやる気の天野という対比だったのだろうが、僕の眼からすれば、あれは天野は走り去る車を追いかけて謝ろうとする主人公を哀れに見たように見えた。なんという哀れなクソサラリーマンなのか。しかも、ドラマの中では、許しを得られてしまうというものだった。
そして、第2回は、チラシに間違った数量が記載されてしまうトラブル。ぎりぎり解決しそうになるが、最後の最後で移動していた車は渋滞に巻き込まれ荷物を持ちながら職場へ走る。哀れだ。カレの原動力はなにか?
 僕はいいたい。会社を1日で辞めるやつこそが目を開いているやつ。会社に何十年もいるやつは目を閉じているやつか、自分には空を飛ぶ羽根がついていないことを悟ったおっさんだけだ。僕らは、1塁ベース上で2塁を狙うように、しなくてはいけない。だからこそ、適当にセーブしながらやるのがちょうどいいんだよ。まぁ自分の仕事がライフワークなんだというひとはいいんだけど。